トイレリフォームのきっかけは、弊社がこれまで見てきた中では以下の4つのパターンに分けられます。
- きっかけ①|便器の故障
- きっかけ②|洗浄機能の故障
- きっかけ③|ガンコな汚れ
- きっかけ④|和式トイレを洋式トイレにしたい
多くの場合、汚れや故障で交換をする人が多いです。また、トイレは毎日使う場所だからこそ、快適に使える状態を保ちたいですよね。しかし、リフォームのタイミングや費用、注意点など、わからないことも多いかもしれません。
この記事では、トイレリフォームのきっかけとなる具体的なサインから、交換の目安となる年数、リフォームの流れ、費用、注意点まで、詳しく解説します。リフォーム業者選びのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
トイレのリフォームを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
トイレのリフォームをするきっかけ
トイレのリフォームを考えるきっかけは人それぞれですが、代表的なものとして以下の4つが挙げられます。
それでは、それぞれのきっかけについて詳しく見ていきましょう。
きっかけ①|便器の故障
トイレの故障は、リフォームの最も一般的なきっかけの1つです。
水漏れ、詰まり、異臭など、様々なトラブルが発生する可能性があります。特に、築年数が古い住宅では、部品の劣化や故障が起こりやすいため、注意が必要です。
また、水漏れは放置すると床や壁を傷める原因となり、詰まりは日常生活に支障をきたす可能性があります。
異臭は不快感を与えるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。このようなトラブルが発生した場合は、修理だけでなくリフォームを検討する良い機会かもしれません。
きっかけ②|洗浄機能の故障
近年、温水洗浄便座付きのトイレが普及していますが、これらの洗浄機能も経年劣化によって故障する可能性があります。
ノズルからの水が出ない、温水が出ない、便座が温まらないなどのトラブルが発生した場合、修理よりも交換の方が費用対効果が高い場合もあります。
洗浄機能は、快適なトイレ体験に欠かせない要素の1つであり、故障したまま使い続けることは、大きなストレスに繋がるため早めに修理かリフォームをしましょう。
きっかけ③|ガンコな汚れ
トイレは、水垢やカビ、尿石などの汚れがつきやすい場所です。こまめな掃除をしていても、長年の使用で汚れが蓄積し、落としにくくなることがあります。
特に、便器のフチ裏やタンク内部などは、掃除がしにくく、汚れが残りやすい箇所です。このようなガンコな汚れは、見た目が悪いだけでなく、不衛生な環境を作り出す原因にもなります。清潔なトイレを保つために、リフォームを検討することも有効な手段です。
きっかけ④|和式トイレを洋式トイレにしたい
和式トイレは、高齢者や身体の不自由な方にとって使いづらい場合があります。また、近年では、衛生面や快適性の観点から洋式トイレへのリフォームが一般的になっています。
和式トイレを洋式トイレにリフォームすることで、家族全員が快適にトイレを使用できるようになり、バリアフリーな住環境を実現できます。
古民家リフォームなどを行う際には、和式から洋式に交換しましょう。
トイレの交換年数の目安
トイレの寿命は、使用頻度や環境、メンテナンス状況などによって異なりますが、一般的には以下の年数が目安とされています。
それでは、それぞれの寿命について詳しく見ていきましょう。
タンク内部の寿命
タンク内部の部品は、ゴムやプラスチックなどの素材でできており、経年劣化によって破損や故障が起こりやすくなります。
特に、パッキンやフロートバルブなどは、定期的な交換が必要です。タンク内部の部品の寿命は、一般的に10年〜15年程度とされています。
配管やパッキンの寿命
トイレの配管やパッキンも、経年劣化によって水漏れや詰まりの原因となることがあります。
特に、築年数が古い住宅では、配管の劣化が進んでいる可能性が高いため、注意が必要です。配管やパッキンの寿命は、一般的に7年〜10年程度とされています。
配管やパッキンの寿命は水漏れが起きてから気づく場合が多いですが、トラブルが起きてからでは遅いため早めに交換しましょう。
温水洗浄機能付きトイレの寿命
温水洗浄機能付きトイレは、電気部品やノズルなどが複雑に組み合わさっており、故障のリスクも高くなります。
また、洗浄機能を使用する頻度が高いほど、寿命が短くなる傾向があります。温水洗浄機能付きトイレの寿命は、一般的に10年〜15年程度とされています。
急にノズルが出てこなくなったら、完全に壊れる前にすぐに交換しましょう。
トイレリフォームの流れ
トイレリフォームは、5つのステップを経て完了します。それぞれのステップで何が行われるのか事前に把握しておくことで、安心してリフォームを進めることができます。
それでは、それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。
STEP①|業者の選定
1つ目のステップは、業者の選定です。
リフォーム業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。実績や評判、価格、サービス内容などを比較し、信頼できる業者を選びましょう。
また、ショールームなどで実物を見て、デザインや機能性を確認することもおすすめです。
STEP②|見積もりの確認
2つ目のステップは、見積もりの確認です。
見積もりには、工事内容や使用する材料、費用などが詳細に記載されています。見積もり内容をよく確認し、不明な点があれば業者に質問しましょう。
また、複数の業者から見積もりを取り比較検討することで、適正な価格でリフォームを行うことができます。
STEP③|工事前の挨拶・トイレの確認
3つ目のステップは、工事前の挨拶・トイレの確認です。
着工前に、業者が挨拶に来る場合があります。この際に、トイレの位置や不具合が起きている部分を確認する場合が多いです。
また、大規模な工事になる場合は近隣住民への挨拶が必要になってくる場合もありますので準備しておきましょう。
STEP④|トイレの解体
4つ目のステップは、トイレの解体です。
既存のトイレを解体し、撤去する必要があります。この際に騒音や振動が発生するため、近隣住民への配慮が必要です。また、解体によって出た廃材は、適切に処分してもらうようにしましょう。
STEP⑤|便器の取り付け・配管の接続
5つ目のステップは、便器の取り付け・配管の接続です。
新しい便器を設置し、給水管や排水管などの配管を接続します。この際、水漏れなどが起こらないよう、しっかりと接続されているか確認することが重要です。
また、壁紙や床材の張り替えを行う場合は、この段階で作業を行います。壁や床の汚れが気になる際には、一緒に工事をお願いするのも1つの手です。
トイレリフォームにかかる費用相場
トイレリフォームの費用は、工事内容や使用する材料、設備の種類などによって大きく異なります。ここでは、トイレのみ交換する場合と、壁や床の張り替えも行う場合の2つに分けて一般的なケースにおける費用の目安をご紹介します。
作業内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
トイレ交換のみ | 10万円〜20万円 | 排水方式や設置スペースによって変動する可能性あり |
トイレ交換 + 壁・床張り替え | 15万円〜20万円 | 使用する材料の種類やグレードによって変動 |
トイレのみ交換する場合
トイレのみを交換する場合は、10万円〜20万円が相場と言われています。
ただし、排水方式に「壁排水」が採用されていたり、「立管」「柱型」などの排水管があり、狭いスペースで設置できるトイレが限られたりする場合は料金が変わってくることもあります。
無料の現地調査などを活用してみて、事前にどのくらいの費用がかかるか確認しておきましょう。
壁や床の張り替えも行う場合
トイレの汚れは壁や床にも染み付いてしまいます。そのため、リフォーム時にあわせて壁や床の張り替えを行う方が多いのです。
壁や床の張り替えは、使用する材料の種類やグレードによっても費用は変動します。
トイレの交換に加えて、壁や床を張り替える場合は15万〜20万が相場と言われています。自宅のトイレの壁や床が気になるという方は、ぜひ張り替えをご検討ください。
トイレリフォームを実施する際の注意点
トイレリフォームを行う際に事前に気をつけておくポイントは多岐にわたります。ここからは、絶対に抑えておきたい注意点を4つご紹介します。
それでは、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
注意点①|トイレの動線を十分に確認する
1つ目の注意点は、トイレの動線を十分に確認することです。
リフォーム後のトイレの使い勝手は、動線によって大きく左右されます。ドアの開閉方向、便器の位置、手洗い場との距離などを考慮し、スムーズに移動できる動線を確保しましょう。
特に、高齢者や身体の不自由な方がいる場合は、バリアフリーを意識した設計を考えておくことも重要です。
注意点②|コンセントの位置を確認しておく
2つ目の注意点は、コンセントの位置を確認しておくことです。
トイレには温水洗浄便座や照明、換気扇など多くの電気設備があります。リフォームの際にコンセントの位置を変更する場合、電気工事が必要となり追加費用が発生する可能性があるので気をつけましょう。
また、将来的にウォシュレットや暖房便座などの導入を検討している場合は、そのためのコンセントも設置しておくと便利です。
注意点③|サイズを事前に確認しておく
3つ目の注意点は、サイズを事前に確認しておくことです。
トイレの広さや天井の高さ、ドアの開口部などのサイズを事前に確認しておくことが重要です。特に、タンクレストイレや収納棚の設置を検討している場合は、十分なスペースがあるか確認しましょう。
また、マンションなどの集合住宅では、排水管の位置や構造によっては希望するリフォームができない場合もあります。事前に管理会社や業者に確認しておきましょう。
注意点④|複数業者で見積もりを取る
4つ目の注意点は、複数業者で見積もりを取ることです。
リフォーム業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。価格だけでなく、提案内容や対応、アフターサービスなども比較し、総合的に判断しましょう。
また、見積もり内容の詳細を確認し、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。
トイレリフォームの業者選びのポイント
リフォーム業者は、リフォームの成功を左右する鍵となる存在です。信頼できる業者を選ぶために、以下の3つのポイントを参考にしてください。
それでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ポイント①|これまでの実績やリフォーム事例を確認する
1つ目のポイントは、これまでの実績やリフォーム事例を確認することです。
業者のホームページやカタログなどで、これまでの実績やリフォーム事例を確認しましょう。特に、トイレリフォームの実績が豊富で、お客様の声や写真などが掲載されている業者は、安心して任せられる可能性が高いです。
また、資格を保有している業者を選ぶことも、信頼性の指標の1つとなります。
ポイント②|見積もりが明瞭か確認する
2つ目のポイントは、見積もりが明瞭かを確認することです。
見積もりには工事内容や使用する材料、費用などが詳細に記載されています。見積もり内容が不明瞭な場合は、追加費用が発生したり、トラブルに繋がったりする可能性があるため注意が必要です。
見積もり内容をよく確認し、不明な点があれば業者に質問しましょう。また、口頭での説明だけでなく、書面での契約書を確認することも重要なポイントです。
ポイント③|口コミを確認する
3つ目のポイントは、口コミを確認することです。
インターネット上の口コミサイトやSNSなどで、業者の評判を確認することもおすすめです。実際にリフォームを依頼したお客様の声を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
ただし、口コミはあくまで参考情報であり、全てを鵜呑みにするのではなく、複数の情報源から総合的に判断することが大切です。
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トイレのリフォームを検討している方は、ぜひ三和水道管理にご相談ください。
まとめ
今回の記事では、トイレリフォームのきっかけや交換時期、かかる費用などを幅広く解説しました。
トイレをリフォームするきっかけは、便器や洗浄機能の故障だけでなく、頑固な汚れなども含まれました。
ご自宅のトイレの汚れが落ちなくなってきたなと思ったら、トイレのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
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